オフショア修業~ワインド釣法~

け〜パパ

2016年08月12日 15:20

8月11日(木)
単身,Rokuzou艇へ。

今回の目的は,釣りの幅を広げること。
私のオフショアスタイルは,ジギング7割。
残りの2割がミノー,残り1割がタイラバ&テンヤである。
今までの釣行をふり返ると,このスタイルでは釣れない時が度々あった。
きっと,状況に合わせた釣りができていなかったのだ。
「苦しい時のヒントが欲しい。」
意を決しての乗船だった。




すでに顔見知りだった船長の大友さん。
「みんな気さくな人だから,気軽に声かけてください」
人見知りな性格を見抜いてか,優しく声をかけてくれる。
私を除くメンバーのうち,2人は友達で,2人は常連さん。
完全なアウェー状態。
いつものようなバカ騒ぎはできない。
不安もあったが,釣りには集中できるかもしれないと思った。

昨日の釣りは,ワインド釣法。
テレビやYoutubeでは見ていたが,挑戦するのは初めてだ。




オンスタックルデザイン マナティー



オンスタックルデザイン ZZヘッド



ワームやフックの付け方など,一から船長に教えてもらう。
さらに,ロッドの振り方やリズムまで,声をかけてくれるからありがたい。
後は,見よう見まねで,投げまくる。

「けいパパさん,もっと大きく強くロッド振り上げて」
「右,左,右のリズムで(もう少し速く)」

たくさんアドバイスをくれるが,自分のやり方に固執している人のように,全くその通りにできない。

ロッドの長さが違い過ぎる…。

私のメインロッドは,オカッパリ用9.6フィート。
サブロッドが,カヤックで使っているベイト用6.6フィート。
9.6フィートはそんなに速く振れませんって…。

でも,隣のお兄ちゃんを見ると,あるリズムが釣果に結び付いているのは明らかだった。
しかし…
そんな速さで振り続けたら,肩がブチ壊れますって…。
まさに修業だ。




まわりの4人がヒットを続けている中,ようやく手にしたのはチーバス。
みんながヒットを2桁に乗せようとしている時,私はまだ2本…。
このまま終了を迎えてしまうのだろうか…。
ビリビリと胸が痛み始めていた。





ワインド釣行も終盤。
いよいよサブロッドにリーダーを結ぶことを決意した。
本格右腕が悲鳴をあげ始めたのだ。






アブガルシア(Abu Garcia) BLACKMAX(ブラックマックス)L




サブロッドに持ち替えて,1流し目。

「ベイトなので遠投はできないが,速く振ることはできるだろう」
「チビッ子ベイトリールなので,ラインの回収は難しいな」

肩への負担が軽くなり,他に思考する余裕ができた頭でいろいろ考える。
すると程なくして,その時がやって来た。

ガツン!!

今まで,振っても振っても当たらなかったのが,いきなり当たってきたのだ。
ラインの回収が追い付かなかったため,後ろへ走られフックアウト!

しかし,高鳴る胸の鼓動がハッキリと分かる。
それも当然だろう。
4時間ほど釣れずにいたのに,ロッドを換えたとたんにヒットしたのだから。


2流し目もあっさりヒット!
3流し目ノーバイト。
4流し目,ヒット!!


釣れる,釣れるじゃないか!!

もっと早くサブロッドに持ち換えていれば…。
悔やまれる…。
さらに一流しした時には,時合が終了。
帰港となった。


初のワインド釣法。
シーバス4本をキープできた。
完全アウェーの中,写真を撮る余裕もなかった。
一人ぼっちの修業であった。



帰ってからはいつも通りにメンテナンス。
道具は,「釣り具にシュッ!」をつかってスッキリ。

2015/09/24


そして,わたしは「マッサージチェア」
安売りしてたから,衝動買いしちゃったのさ。
このお金があったら,Rokuzou艇に何度乗船できただろう…。





あなたにおススメの記事
関連記事