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小学生のころ、宮脇俊三さんの旅行記にはハマり、机上旅行に夢中になった。机上旅行とは，ガイドブックを片手に計画を立てて旅行した気分になるもので，資金がない小学生でも好きなだけ旅行を楽しむことができた。

お金がないってところは、今も変わっていない…（TwT）
そんな私には、机上旅行ならぬ、妄想釣行なんてのがあったら、ピッタリだろう。なんの制約も受けずに、ただやりたいことだけを考える。以前，「もし、何でも願いが叶うとすれば、何したい？」と聞かれたことがあったが、この妄想釣行記の内容がまさにそれだろう。そうなると，妄想釣行記＝私の夢ではないか。大人になって「夢」をもてるなんて，なんとなく幸せな気分だ。

ということで、今回は、夢の妄想釣行に出発だ！

おっと，はじめにお断りしておかなくてはいけないことがある。
これから始まる妄想釣行記には、たくさんのブログ仲間に登場するのだ。
しかし，何の了承も得ていない。みなさんの広い心で，どうか，どうか許してもらいたい<(_ _)>

記念すべき初妄想釣行の舞台は、お隣の青森県。
太平洋，津軽海峡，日本海で釣りまくる，「青森ぐるっと釣りざんまい 」といったところだ。

＃１
季節は初夏。
シーバスやヒラメが、元気に動き回る頃だろう。

今回の道づれは，相棒のヨッチャンだ。
金曜日の夜，仕事を終え、我が家に集合。一泊二日で，青森県を駆け巡る。
妄想ならではの強行日程だ。妄想のなかでは、私の体力は二十代後半なのだ。実に便利である。


最初の目的地は、六ヶ所村。
能代からおよそ210km。時間にして四時間。
貧乏釣行なのに，有料道路を使っていいのか迷うところだが、初遠征なので先が見えない。
体力温存のために、思いきって使っちゃおう（妄想なのに温存もへったくれもあったもんじゃない）。


夜通し車を走らせ、朝マヅメには漁港北側のサーフに到着。
現地で，シロクマロックさん＆sakuranさんと合流♪
お初にお目にかかります<(_ _)>
※さっそくブログ仲間が登場です。広い心で読み流して下さい。
テトラがらみのサーフは，私とヨッチャンの得意とするところ。
お土産の能代銘菓（？）「だまこもち」を渡し，挨拶もそこそこに，さっそくサーフを案内してもらうことに。

テトラの際，河川や沼からの流れ込みを中心に探っていく。
この釣行では，釣った魚をおかずにすることにしている。釣らなきゃ食べられないから必死なのだ。
初めてのフィールドに苦戦をしいられるものの，なんとか朝食替わりのシーバスを１本ゲット。
これで朝食が食べられる♪

ヨッチャンが引き続き頑張っている間に，私は朝食の準備に入る。
持参したものは，ガスバーナー，フライパン，ナベ，魚焼き網である。
調味料は，味噌・醤油・塩こしょう・小麦粉・パン粉を準備。
これだけ揃えれば十分…なはず((((^^;)

初日の朝食は、シーバスのムニエル。
三枚におろした切り身に塩コショウをし、小麦粉をまぶして、チャチャッとオリーブ油で焼いちゃう。
主食のご飯は、飯盒がないから、ナベで炊くことにした。
水はざっくり、お米の二割ましくらい。
弱火５分、中火５分、強火５分、とろ火10分、蒸らし10分で完成。
少しくらいマズくても、貧乏釣行の洗礼だと思い、甘んじて受けようではないか。

朝食の準備を終え，戻ってきたヨッチャンのかたわらには，昼食＆夕食用のシーバスがぶら下がっている。
さすがはもっている男。
こちらは，短冊にしてお刺身用。
切り身は塩焼きにしてしまおう。油でフライにしておくのもいいかも。
あらは味噌汁用に。

さて，もろもろの事を終え，ようやく食事にありつく。
自然の中で食べる食事は，味なんて関係ない。
何を食べてもうまいのだ！
二人でもぐもぐ食べて，六カ所村での釣りを終了する。
楽しいコラボを演出してくれたシロクマロックさん＆sakuranさんに感謝だ。

さて次は，津軽半島・竜飛岬に向かうのだ。

後半へ続く…。


あ～，妄想釣行記って楽しい(^o^)/
楽しすぎる！！これはやめられん。
今年一年，こればっかりやってそうな予感。